PS6000-MM01-JA_00

RS-422/485 絶縁タイプ x 2

仕様

本インターフェイスは工場出荷時に RS-485 インターフェイスが接続されています。RS-422 インターフェイスも付属しており、状況に応じて付け替えて使用することができます。

  1. 本体へ取り付け後、右側

  2. 本体へ取り付け後、左側

  3. 赤線

RS-485 インターフェイスケーブル

RS-422 インターフェイスケーブル

調歩同期式 RS-422 (絶縁タイプ) x 2、RS-485 (絶縁タイプ) x 2
データ長 7/8 ビット
ストップビット 1/2 ビット
パリティ なし/偶数/奇数
フロー制御 xon/xoff 制御
通信速度 2,400...115,200 bps
コネクター D-Sub 9 ピン (プラグ)
消費電力 (最大) 0.58 W

シリアルインターフェイスにはアイソレーション機能があります。内部で SG (信号接地) と FG (フレームグランド) が接続されていません。シリアルインターフェイスコネクターが D-Sub の場合は、FG 端子をシェルに接続してください。

危険
感電と火災の危険
SG 端子を使って本製品と外部装置をつなぐ場合は、
  • グランドループが形成されないようにシステムを設計してください。
  • 接続相手がアイソレーションされていない場合、SG と接続相手側の SG を接続してください。
  • 回路故障のリスク軽減のため、SG を信頼できる接地接続に接続してください。
これらの指示に従わない場合は、死亡または重傷を負うことになります。
注意
通信の途切れ
  • ポートには過剰な応力がかからないようにしてください。
  • 通信ケーブルはパネルまたは盤内にしっかり固定してください。
  • ジャックスクリュー付きの D-Sub 9 ピンコネクターを使用してください。
これらの指示に従わない場合は、負傷する、または機器を破損する可能性があります。
注記
エンクロージャーの破損
指定以上のトルクをかけないでください。
これらの指示に従わない場合は、機器を破損する可能性があります。
注: 定格電流を使用してください。

ピン割り当て

RS-422: D-Sub 9 ピン プラグコネクター

モジュール側

ピン番号 RS-422
信号名 方向 内容
1 TxD- 出力 送信データ –
2 TxD+ 出力 送信データ +
3 RxD- 入力 受信データ –
4 RxD+ 入力 受信データ +
5 SG 信号グランド (絶縁)
6 NC 接続なし
7 NC 接続なし
8 NC 接続なし
9 NC 接続なし
Shell FG フレームグランド

RS-485: D-Sub 9 ピン プラグコネクター

モジュール側

ピン番号 RS-485
信号名 方向 内容
1 データ – 入出力 通信データ –
2 データ + 入出力 通信データ +
3 NC 接続なし
4 NC 接続なし
5 SG 信号グランド (絶縁)
6 NC 接続なし
7 NC 接続なし
8 NC 接続なし
9 NC 接続なし
Shell FG フレームグランド

RS-422、RS-485 共通

推奨ジャックスクリューは #4-40 (UNC) です。


RS-422 への付け替え

  1. ボックスレンチ (5 mm) を使用してインターフェイスのネジを外します。
  2. カートリッジからインターフェイスコネクターを取り外し、基板に接続されているケーブルも外します。
  3. 以下の図のように、ケーブルの赤線が 1 の位置に接続されるようにケーブルコネクターを装着します。赤線の付いているポートが B 側になるように取り付けます。
    注: RS-485 を接続する場合は、2 の位置に赤線が接続されるようにケーブルコネクターを装着してください。
    1. 赤線

  4. RS-422 インターフェイスコネクターをカートリッジに挿入し、ネジを締めます。
    注: 適正な締め付けトルクは 0.3 N•m (2.7 lb-in) です。

終端抵抗設定

RS-422/485 絶縁タイプ x 2 をご使用の際は、終端抵抗の設定が必要です。以下の表を参照して設定してください。

ディップスイッチ 消灯 点灯 ポート
1 標準 終端 RS-422 用 (赤線が付いているポート)
2 標準 終端 RS-422 用 (赤線が付いていないポート)
3 標準 終端 RS-485 用 (赤線が付いているポート)
4 標準 終端 RS-485 用 (赤線が付いていないポート)

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