シリアルインターフェイスオプションをご使用の前に
以下のシリアルインターフェイスオプションの使用上の注意について説明します。
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RS-232C 絶縁タイプ x 2
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RS-232C x 4
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RS-422/485 絶縁タイプ x 2
シリアルインターフェイスオプションでは、オプションの内部構造上、物理的には存在しない COM ポート番号が割り当てられています。以下の COM ポート番号に関する注意をご一読のうえ、シリアルインターフェイスオプションを使用してください。
取り付け時の注意:
アドバンストボックス、アドバンストモデルをご使用の際に
2 スロットともシリアルインターフェイスオプションを取り付ける場合は、必ずスロット
1 側から取り付けてください。各部名称とその機能 参照。
COM ポート番号:
ボックスモジュール上のシリアルポートは
COM1 に割り当てられています。また
COM2 ポートは予備となっています。よって、シリアルインターフェイスオプションの
COM ポート番号は COM3 から始まります。
物理的に 2 ポートのみのシリアルインターフェイスオプションも、内部的には 4 ポート存在しています。
RS-232C 絶縁タイプ x 2 および
RS-422 x 2:
本体へ取り付け後、左側から
COM3、COM4 となります。前述のとおり内部的には
4 ポート持っており、COM5、COM6
も存在しています。Windows® デバイスマネージャーやその他アプリケーションで
COM5、COM6 が表示されますが、使用することはできません。
RS-485 x 2:
本体へ取り付け後、左側から
COM5、COM6 となります。前述のとおり内部的には
4 ポート持っており、COM3、COM4
も存在しています。Windows® デバイスマネージャーやその他アプリケーションで
COM3、COM4 が表示されますが、使用することはできません。
RS-232C x 4:
ケーブル先端の RS-232C ポートには
P2 から P5 の番号が付いています。P2
から順に COM3 ~ COM6 となります。このオプションについては、物理ポートと内部ポートは一致します。
2 スロットともシリアルインターフェイスオプションを取り付けた場合:
スロット
1 側は COM3 ~ COM6、スロット 2 側は
COM7 ~ COM10 となります。無効となる番号は前述の各シリアルインターフェイスオプションで記載のとおり、RS-232C 絶縁タイプ
x 2および RS-422 x 2 では後半 2 ポート、RS-485 x 2 については前半
2 ポートが無効になります。RS-232C x 4 は 4 ポートとも有効です。