GP-Pro EXを起動し、プロジェクトファイルを新規作成します。起動方法は3.2 プロジェクトの新規作成 - 起動 / 画面作成 / 保存 / 終了の手順と同様です。
設定内容の詳細は設定ガイドを参照してください。
3.8.1 新規作成の設定ガイド
作画
GP-Pro EXにて作画します。作画方法は以下を参照してください。またアラームなど使用したい機能に応じて、関連する章を参照してください。
3.2 プロジェクトの新規作成
- 起動 / 画面作成 / 保存 / 終了
Web Server機能
システム設定[本体設定]-[遠隔監視設定]を開き、[Web Serverの設定]で、[Web Serverを使用する]にチェックが入っていることを確認します。また[指定先]でWeb
Server機能使用時の標準HTMLテンプレート転送先を[CFカード](または[SDカード])と[USBストレージ]から選択し、[フォルダ指定]で転送先のフォルダのパスを設定します。(例
: [指定先] : CFカード、[フォルダ指定] : WebSite、
[ファイル名省略時のデフォルトページ] : default.html、[HTTPプロトコルのポート番号] : 80)
セキュリティ機能
Web Serverで表示器に表示されているデータを表示、操作できる人を制限したい場合にセキュリティ設定を行います。メンテナンス担当者用セキュリティレベル15と状況監視担当者用のセキュリティレベル1のパスワードを設定します。
セキュリティ機能を設定しなくてもWeb Severはご利用いただけます。
GP-Pro EXの[共通設定(R)]から[セキュリティ(Q)]を選択し、[パスワード設定(P)]を選択するか、をクリックします。
パスワード設定画面が開きます。[セキュリティ機能を使用する]にチェックを入れ、[レベル1]と[レベル15]のパスワードを入力します。
各レベルにユーザIDを設定する場合は以下を参照してください。
37.12.2 設定手順
- Web Serverで表示 / 操作できる人を制限したい (セキュリティ) / ユーザIDモード
[機能別にセキュリティ設定する]にチェックが入っていることを確認し、2で設定したレベルにそれぞれ、どの機能の操作を許可するか設定します。
(例 : [Web Serverデータ値読み込み]レベル1、[Web Serverデータ値書き込み]レベル15)
無効にチェックをつけると、セキュリティレベルに関係なくその機能は実行できなくなります。
無効にチェックをつけた後、有効に戻したい場合は、作画ソフトにて変更後、プロジェクトファイルを転送し直してください。オフラインモードから有効に戻すことはできません。
Web Server機能を使用するには、次の2とおりのデータ転送を行う必要があります。
プロジェクトファイルを表示器に転送
標準HTMLテンプレートを外部ストレージに転送
プロジェクトファイルの転送
表示器にプロジェクトファイルを転送します。
プロジェクトファイル転送手順については以下を参照してください。
GP-Pro EXの状態ツールバーから画面転送アイコンをクリックして転送ツールを起動します。
[サイト送信]ボタンをクリックすると、次のような[サイト送信]ダイアログボックスが表示されるので、[転送元]に標準HTMLテンプレートが保存されている場所を設定します。転送先のメディアに、転送するテンプレートを保存するためのフォルダを作成し、そのフォルダ名を入力してください。(例
: 「Website」)[OK]を選択すると標準HTMLテンプレートの送信を開始します。
Web Server機能を使用するためには必ず標準HTMLテンプレートを表示器に転送してください。
標準HTMLテンプレートはC:\Program Files\Pro-face\GP-Pro EX *.**(*.**はバージョン)\HTMLContentにインストールされます。転送方法は以下を参照してください。
34.12.1.2 サイト転送設定
表示器が記憶しているシステムプログラム(Runtime)がGP-Pro EX Ver2.10より古いバージョンの場合は標準HTMLテンプレートを表示器に転送できません。
[設定]をクリックして表示される[転送設定]画面の[転送設定]タブで[サイトデータを転送する]にチェックを入れておくとプロジェクトファイルの転送と標準HTMLサイトの転送を同時に行うことができます。詳細は以下を参照してください。
34.12.1.1 転送設定
ランタイムをバージョンアップした場合は、HTMLテンプレートもバージョンアップ(上書きで転送)を実施してください。正しく動作しない場合があります。
転送が完了すると、ダイアログボックスの状態表示が[転送中]→[転送完了]に変わります。[閉じる]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
表示器とパソコンをLANケーブルで接続します。
イーサネットで通信するためには表示器にイーサネットの設定(IPアドレス、ポート番号など)を行う必要があります。
表示器のIPアドレスはオフラインモードの[本体設定]-[イーサネット設定]で設定します。詳細設定手順は以下を参照してください。
「保守/トラブル解決ガイド」 - M.4.1 表示器にIPアドレスを設定したい
ご使用のパソコンやネットワークカードによっては、LANケーブルで表示器と直接接続すると通信できない場合があります。通信できない場合は、ハブを介して再接続してください。