PS6000-MM01-JA_05

シリアルインターフェイスオプションをご使用の前に

以下は、次のシリアルインターフェイスオプションを使用する際の注意事項です。

  • RS-232C 絶縁タイプ x 2

  • RS-232C x 4

  • RS-422/485 絶縁タイプ x 2

シリアルインターフェイスオプションでは、オプションの内部構造上、物理的には存在しない COM ポート番号が割り当てられています。以下の COM ポート番号に関する注意をご一読のうえ、シリアルインターフェイスオプションを使用してください。

取り付け時の注意:
アドバンストボックス、アドバンストモデルをご使用の際に 2 スロットともシリアルインターフェイスオプションを取り付ける場合は、必ずスロット 1 側から取り付けてください。各部名称とその機能 参照。

COM ポート番号:
ボックスモジュール上のシリアルポートは COM1 に割り当てられています。また COM2 ポートは予備となっています。よって、シリアルインターフェイスオプションの COM ポート番号は COM3 から始まります。

物理的に 2 ポートのみのシリアルインターフェイスオプションも、内部的には 4 ポート存在しています。

RS-232C 絶縁タイプ x 2 および RS-422 x 2:
本体へ取り付け後、左側から COM3、COM4 となります。前述のとおり内部的には 4 ポート持っており、COM5、COM6 も存在しています。Windows® デバイスマネージャーやその他アプリケーションで COM5、COM6 が表示されますが、使用することはできません。

注記: RS-422 x 2 についてはポート取り付け手順を必ず確認してください。RS-422/485 絶縁タイプ x 2 参照。

RS-485 x 2:
本体へ取り付け後、左側から COM5、COM6 となります。前述のとおり内部的には 4 ポート持っており、COM3、COM4 も存在しています。Windows® デバイスマネージャーやその他アプリケーションで COM3、COM4 が表示されますが、使用することはできません。

注記: RS-485 x 2 についてはポート取り付け手順を必ず確認してください。RS-422/485 絶縁タイプ x 2 参照。

RS-232C x 4:
ケーブル先端の RS-232C ポートには P2 から P5 の番号が付いています。P2 から順に COM3 ~ COM6 となります。このオプションについては、物理ポートと内部ポートは一致します。

2 スロットともシリアルインターフェイスオプションを取り付けた場合:
スロット 1 側は COM3 ~ COM6、スロット 2 側は COM7 ~ COM10 となります。無効となる番号は前述の各シリアルインターフェイスオプションで記載のとおり、RS-232C 絶縁タイプ x 2および RS-422 x 2 では後半 2 ポート、RS-485 x 2 については前半 2 ポートが無効になります。RS-232C x 4 は 4 ポートとも有効です。

例 1
スロット 1 に RS-232C 絶縁タイプ x 2、スロット 2 に RS-422 x 2 を取り付けた場合、COM3、COM4、COM7、COM8 が有効となります。

例 2
スロット 1 に RS-232C 絶縁タイプ x 2、スロット 2 に RS-485 x 2 を取り付けた場合、COM3、COM4、COM9、COM10 が有効となります。

2 スロットのうち片方のみシリアルインターフェイスオプションを取り付けた場合:
スロット 1、スロット 2 のいずれに取り付けた場合も、無効となる番号は前述の各シリアルインターフェイスオプションで記載のとおりです。

例 1
スロット 1 に WiFi/Bluetooth オプション、スロット 2 に RS-232C 絶縁タイプ x 2 を取り付けた場合、COM3、COM4 が有効となります。

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