26.27.2 レシピグループ(Recipe Group1)の設定ガイド

レシピを作成します。

属性変更

クリックするとレシピグループの属性が変更できます。

ラベルの言語選択

レシピラベルまたは要素ラベルを他の言語に切り替えて表示したい場合に設定します。クリックすると以下のダイアログボックスが表示されます。

言語数

切り替えて表示したい言語の数を設定します。最大16言語まで設定できます。

言語指定(文字列テーブル)

[言語数]で設定した言語数分の文字列テーブルが表示されます。

No.

[レシピ]一覧および[要素]一覧のラベル番号です。

テーブル名

共通設定[文字列テーブル設定]-[言語切替設定]で設定したテーブル名と言語の組み合わせが表示されます。レシピラベルまたは要素ラベルで使用したいテーブル名を選択します。

全てのラベルを表示する>>

レシピラベルおよび要素ラベルを複数言語で表示するように設定している場合、設定している全ての言語でのラベル名を表示します。[ラベル1のみ表示する<<]をクリックすると、デフォルトの状態で表示する言語のラベル名のみの表示に戻ります。

レシピ一覧

レシピグループに含まれるレシピの設定内容が一覧表示されます。任意のセルをダブルクリックすると、設定内容が直接編集できます。

追加

クリックすると以下のダイアログボックスが表示され、レシピを新規作成します。

レシピID

作成するレシピのIDを1~65535の間で設定します。

  • レシピIDは2048個まで作成できます。

  • レシピIDを重複して登録することはできません。

ラベル

作成するレシピの名前を32文字以内で入力します。

設定したラベルは拡張レシピリストのレシピラベルとして表示されます。

セキュリティレベル

拡張レシピデータリストでデータ編集用のセキュリティレベルをレシピIDごとに0~15で設定します。

設定したセキュリティレベルより低いレベルでは、拡張レシピデータリストでの要素値の編集は行えません。

  • システム変数を使用して拡張レシピデータを自動転送する場合は、セキュリティレベルを設定していてもデータは転送されます。また拡張レシピデータのインポートおよびエクスポートも動作します。

  • セキュリティレベルを設定するには、共通設定[セキュリティ設定]-[パスワード設定]を選択し、[セキュリティ機能を使用する]を有効にする必要があります。

削除

[レシピ]一覧で選択しているレシピを削除します。

送信オプション

拡張レシピデータを接続機器へ転送したときに、転送した拡張レシピのレシピIDとレシピラベルを[送信先アドレス]に書き込みます。

また、接続機器から拡張レシピデータを受信したときに、受信先の拡張レシピのレシピラベルを[送信先アドレス]内のレシピラベルで上書きします。

レシピIDを送信する

拡張レシピの転送時に、レシピIDを[送信先アドレス]へ送信します。
拡張レシピの受信時は動作しません。

ラベルを送受信する

拡張レシピの転送時に、レシピラベルを[送信先アドレス]へ送します。
拡張レシピの受信時に、[送信先アドレス]からレシピラベルを受信し、受信先の拡張レシピのラベルを上書きします。

  • 複数の拡張レシピでレシピラベルが重複しないようにしてください。

  • ラベル言語を2種類以上設定している場合、表示中の言語が送信/受信の対象となります。[送信先アドレス]内のレシピラベルを編集する場合は、表示中言語の文字コードで行ってください。
    文字コードについては以下の"レシピラベルの文字コード"を参照してください。
    26.26 どの拡張レシピデータが転送されたのかを確認したい

 

送信先アドレス

レシピIDやレシピラベルを格納するための先頭アドレスを設定します。

レシピIDの書き込みには1ワード、レシピラベルの書き込みには32ワード使用します。

レシピIDを送信しない場合は、先頭アドレスから32ワード分にレシピラベルが書き込まれます。

要素一覧

[レシピ]一覧で選択しているレシピの要素を設定します。

作成する要素のラベル名を全角/半角32文字以内で入力します。

設定したラベル名は拡張レシピデータリストの要素ラベルとして表示されます。

要素値のデータ形式を設定します。

データ形式

設定範囲

8ビット Dec 符号あり

-128~127

8ビット Dec 符号なし

0~255

8ビット BCD

0~99

8ビット HEX

0~FF

16ビット Dec 符号あり

-32768~32767

16ビット Dec 符号なし

0~65535

16ビット BCD

0~9999

16ビット HEX

0~FFFF

32ビット Dec 符号あり

-2147483648~2147483647

32ビット Dec 符号なし

0~4294967295

32ビット BCD

0~99999999

32ビット HEX

0~FFFFFFFF

32ビット Float

-9.900000e+016~9.900000e+16

ビット

0または1

文字列

72バイトまで

 

転送先(または転送元)となる先頭アドレスを設定します。内部デバイスのアドレスも設定できます。

[データ形式]で[文字列]以外を選択した場合

[アドレス]で設定したアドレスを先頭に、何ワード/ビット分連続させるかを1~10000の間で設定します。ただし[データ形式]で32ビット長を選択している場合は1~5000の間で設定します。

[データ形式]で[文字列]を選択した場合

要素値として表示する文字のバイト数を1~72の間で設定します。

拡張レシピデータリスト上で要素値の編集を許可するかどうかを設定します。[ON]を選択した場合、編集できる値は[最小値]および[最大値]で設定した範囲になります。

要素値に最小値および最大値を設定します。[データ形式]が整数もしくは[32ビット Float]で[ON]を選択した場合に設定できます。

要素値の最小値を設定します。

要素値の最大値を設定します。

要素をマップアドレスと関連付けます。関連付けを行うと、選択されたレシピの要素値が自動的にマップアドレスにも書き込まれます。書き込みのタイミングはレシピの選択時や要素値の変更時です。また、システム変数#H_RecipeControlMapAddressを使うことで、マップアドレスの値をレシピの要素値に反映することもできます。

[編集]にチェックを入れた場合のみ選択可能になります。
26.30.3 マップアドレスについて

要素と関連付けるアドレスを設定します。

[レシピ]一覧で選択しているレシピラベルに対する要素値を設定します。

[入力制限]を設定している場合、要素値として設定できる範囲は[最小値]と[最大値]で設定した値の範囲になります。

削除

[要素]一覧で選択している要素を削除します。

ラベルと値のみ表示する<<

[要素]一覧で要素ラベルおよび要素値のみを表示します。

[全ての列を表示する>>]をクリックすると、[要素]一覧の設定項目すべてが表示されます。

データサイズ

ステータスバーにレシピ([レシピ]一覧)のデータサイズをバイト単位で表示します。

データサイズは[要素]一覧で設定する[データ形式]をバイトに換算して算出されます。

データ形式

バイト数

8ビットDecHexBCD

16ビットDecHexBCD

ビット

2

32ビットDecHexBCDFloat

4

文字列

[連続数]で設定した文字数=バイト数

ただし設定した文字数が奇数の場合、バイト数は「設定文字数+1」した値になります。

総データサイズ

ステータスバーにレシピグループのデータサイズをバイト単位で表示します。