PS6000-MM01-JA_05

インターフェイス接続

ケーブル接続

警告
爆発の危険性
  • 装置を危険区域に設置、または危険区域で使用する前に、装置に対する UL 121201 または CSA C22.2 N°213 による危険区域の評価を必ず確認してください。
  • Class I、Division 2 の危険区域に取り付けた本製品の電源を入切する場合は、以下のことを順守してください。A) 危険区域外に設置されたスイッチを使用する。B) Class I、Division 1 の危険区域での操作が認証されたスイッチを使用する。
  • 電源を遮断するか、危険区域でないことが確認できない限り、装置の切り離しをしないでください。これは電源、接地、シリアル、パラレル、およびネットワーク接続など、すべての接続に適用されます。
  • 危険区域では、シールドされていないケーブルや接地されていないケーブルを決して使用しないでください。
  • 非発火性 USB 機器以外は接続しないでください。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。

Division 2 の危険区域の規則により、すべてのケーブル接続に適切なストレインリリーフおよびポジティブインターロックを取り付けることが求められています。 USB 接続では本製品の USB ポートを使用するのに必要なストレインリリーフが提供されないので、非発火性 USB 装置のみをお使いください。 ケーブルのいずれかの側に通電している間、ケーブルを接続したり取り外したりしないでください。すべての通信ケーブルにはシャーシ接地シールドが付いている必要があります。このシールドには銅ブレードとアルミ箔の両方が入っていなければなりません。D-Sub コネクターハウジングは金属導電タイプ (たとえば鋳造スズ) でなければならず、接地シールドブレードはコネクターハウジングで直接終端となっている必要があります。シールドドレンワイヤーは使用しないでください。

ケーブルの外径はケーブルコネクターのストレインリリーフの内径に適合しており、張力をうまく逃すことができるようになっている必要があります。D-Sub コネクターは、装置のコネクターに両側 2 本のネジでしっかり固定してください。

USB 接続

非発火性フィールドワイヤリング装置 (マウス、キーボード) は、関連する非発火性フィールドワイヤリング装置 (本製品) のフロント USB ポート (Type A) が利用できます。

USB ポートに接続する装置は、非発火性だけでなく、以下の基準も満たす必要があります。

USB ケーブルの配線は以下のとおりです。(ドキュメント番号: NNZ2083601)

<Type A>

回路パラメータ フロント USB (Type A)

回路電圧 = Voc

5.25 Vdc

短絡電流 = Isc

1,560 mA

関連するコンダクタンス容量 = Ca

265 μF

関連するインダクタンス容量 = La

16 μH

<micro-B>

回路パラメータ フロント USB (micro-B)

最大入力電圧 = Vmax

5.25 Vdc

最大負荷電流 = Imax

0.1 mA

内部コンダクタンス容量 = Ci

0.12 μF

内部インダクタンス容量 = Li

16 μH

注記:

1. 非発火性回路パラメーターは、上表のとおりです。

非発火性装置は次の条件の場合、組み合わせシステムとして未評価でも接続可能です。本製品 (関連する装置) の Voc (もしくは Uo) および Isc (もしくは Io) が非発火性装置の Vmax (Ui) および Imax (Ii) の値以下であること。 接続する非発火性装置と接続ケーブルの最大コンダクタンス容量 Ci + Ccable と最大インダクタンス容量 Li + Lcable が、関連する装置の Ca (Co) と La (Lo) の値以下であること。

2. 関連する非発火性フィールドワイヤリング装置と非発火性フィールドワイヤリング装置は以下の条件を満たすこととします。

関連する非発火性フィールドワイヤリング装置 非発火性フィールドワイヤリング装置
Voc Vmax
Isc Imax
Ca Ci + Ccable
La Li + Lcable

3. ケーブルの電気的パラメーターが不明な場合、以下の値を使用できます。

Ccable = 196.85 pF/m (60 pF/ft)

Lcable = 0.656 μH/m (0.20 μH/ft)

4. 接続方法は、使用する国が定める電気工事規定に準拠する必要があります。

本製品はエンクロージャーに設置してください。Class I、Division 2 の領域に設置した場合、エンクロージャーは Division 2 の接続方法に 1 つ以上対応している必要があります。

警告
爆発の危険性
  • 電源と入出力 (I/O) の配線が Class I、 Division 2 の配線方法に従って行なわれているかしてください。
  • 本製品は危険な環境内や Class I、Division 2、Groups A、B、C、D 以外の場所で使用しないでください。
  • Class I、Division 2 への適合性を損なうおそれがあるので代替部品は使用しないでください。
  • 電源を遮断するか、危険区域でないことが確認できない限り、装置の切り離しをしないでください。
  • 本製品にコネクターを取り付ける場合、または 本製品からコネクターを取り外す場合は、その前に給電を止めてください。
  • 電源、通信、および付属品の接続はポートに過剰な応力がかからないように行ってください。設置場所を決定するときは、振動環境を考慮してください。
  • 電源、通信、および外部のケーブルはパネルまたはキャビネットにしっかりと取り付けてください。
  • 市販の USB ケーブルのみを使用してください。
  • 非発火性 USB 機器以外は接続しないでください。
  • USB インターフェイスを使用する前に USB ケーブルが USB クランプを使って固定されているか確認してください。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。

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