Windows XP Embedded用 CFImage使用方法

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はじめに
概要
動作環境
必要機材
制限事項
注意事項
起動方法
バックアップ手順
リカバリ手順
FAQ

はじめに

このたびは、弊社製品をご使用いただき、誠にありがとうございます。
ご使用にあたっては、このファイルを良くお読みいただき、正しい取り扱い方法と機能をご理解いただきますようお願いいたします。

1. 本製品およびこのファイルの内容の一部または全部を無断で転載することは禁止されています。
2. 本製品およびこのファイルの内容に関しては、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
3. 本製品およびこのファイルの内容に関しては、万全を期して作成いたしましたが、万一誤りや記載もれなど、ご不審な点がありましたらご連絡ください。
4. 本製品を使用したことによるお客様の損害その他の不利益、または第三者からのいかなる請求につきましても、弊社はその責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
5. 記載の商品名や製品はそれぞれの所有者の商標です。
6. 本文書は、弊社または第三者が所有する知的財産権あるいはその他の権利について、実施に対する保証または実施権の許諾を行うものではありません。また、本書を使用したことにより第三者との間に知的財産権に関わる問題が生じた場合にも弊社は一切責任を負いません。
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概要

CFカードのバックアップおよびリカバリを行えるツールです。
ユーザーアプリケーションなどのインストールが完了した状態でバックアップを行うことによって
同様のシステムをすばやく構築することが可能になります。
USB2.0のCFカード インターフェイスを用いればより高速に動作します。
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動作環境

・Windows 2000(Service Pack 3以上)
・Windows XP
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必要機材

動作環境を満たしているPC(バックアップおよびリカバリ用)
・XP Embedded CFカードが組み込まれたIPC製品
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制限事項

・このツールを使用するには、Administrator権限が必要になります。
・Card Bus仕様のCFカードアダプタは使用できません。
・バックアップおよびリカバリ中に、エクスプローラなどからCFカードへのアクセスを行わないでください。
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注意事項

バックアップを行う際は、"次回起動時にセキュリティID生成を行う状態"に設定し、マスターCFカードを作成してください。
また、このように作成したCFカードをIPC製品上で起動する際、セキュリティID生成のため、初回起動時のみ起動に時間が掛かります。
セキュリティID生成中は操作を行わないでください。
※セキュリティIDおよび作成手順に関しては、「Windows XP Embedded リファレンスマニュアル」を参照してください。
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起動方法

CFImageアイコンをダブルクリックすると、CFImage起動画面が表示されます。


CFImage起動画面


各項目の説明
No. 項目 説明
1 File Name ファイル名を入力してください。
2 Drive Letter CFカードを選択してください。
3 Drive Size 選択しているCFカードのサイズを表示します。
4 参照ボタン ファイルを参照します。
5 更新ボタン CFカード情報を更新します。
6 アニメーション表示 現在の作業状況をアニメーションで表示します。
7 進捗バー 現在の進捗状況を表示します。
8 バックアップボタン CFカードのバックアップを行います。
9 リカバリボタン CFカードにリカバリを行います。
10 終了ボタン アプリケーションを終了します。
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バックアップ手順

CFImageバックアップ画面


各手順の説明
手順 説明
1 IPC製品本体の電源を切り、XP Embedded CFカードを取り出してください。
2 PCのCFスロットにCFカードを挿入してください。
3 CFImageを起動してください。
4 Drive Letterにて、バックアップするCFカードを選択してください。
5 参照ボタンを押して、バックアップするファイル名を選択してください。
またはウィンドウ内に、上書き保存するファイルをドラッグアンドドロップしてください。
6 バックアップボタンを実行してください。
7 バックアップ完了すると、「アプリケーションを終了し、CFカードを取り出してください。」が表示されます。
8 CFカードを取り出し、アプリケーションを終了してください。
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リカバリ手順

CFImageリカバリ画面


各手順の説明
手順 説明
1 PCのCFスロットにCFカードを挿入してください。
2 CFImageを起動してください。
3 Drive Letterにて、リカバリするCFカードを選択してください。
4 参照ボタンを押して、リカバリするファイル名を選択してください。
またはウィンドウ内に、リカバリするファイルをドラッグアンドドロップしてください。
5 リカバリボタンを実行してください。
6 リカバリ完了すると、「アプリケーションを終了し、CFカードを取り出してください。」が表示されます。
7 CFカードを取り出し、アプリケーションを終了してください。
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FAQ



FAQ
No. 項目
Q1 アプリケーション起動後にCFカードを挿入した場合、どのようにCFカード情報を認識させればいいですか?
Q2 バックアップ中に終了ボタンを押した場合、どうなりますか?
Q3 リカバリ中に終了ボタンを押した場合、どうなりますか?
Q4 バックアップやリカバリを複数回行いたい場合、どうすればいいですか?
Q5 サイズの異なるCFカードへのリカバリは行えますか?
Q6 他社製CFカードのバックアップは行えますか?
Q7 他社製CFカードへのリカバリは行えますか?
Q8 バックアップおよびリカバリ中にエラーが発生した場合、どうすればいいですか?
Q9 ファイル名だけを入力して、バックアップを行った場合、バックアップファイルはどこに保存されますか?
Q10 異なるバージョンのアプリケーションでバックアップしたイメージファイルからのリカバリは行えますか?
Q11 リカバリが開始されない場合、どうすればいいですか?
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Q1.アプリケーション起動後にCFカードを挿入した場合、どのようにCFカード情報を認識させればいいですか?


A1. 更新ボタンを実行してください。CFカード情報が更新されます。
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Q2.バックアップ中に終了ボタンを押した場合、どうなりますか?


A2. 中断確認メッセージが表示されます。
中断時は、PCにバックアップ中の一時ファイルは削除されます。
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Q3.リカバリ中に終了ボタンを押した場合、どうなりますか?


A3. 中断確認メッセージが表示されます。
中断時は、リカバリ中のCFカードは中断時の状態のままになります。
リカバリを中断したCFカードをXP EmbeddedCFカードとしてIPC製品上で正しく動作させるには、再度リカバリ作業を完了する必要があります。
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Q4.バックアップやリカバリを複数回行いたい場合、どうすればいいですか?


A4. バックアップおよびリカバリの作業を完了した場合は、次のCFカードを挿入し更新ボタンを実行してCFカード情報を更新して作業を行ってください。
もし、バックアップおよびリカバリの作業を中断した場合は、アプリケーションを再起動する必要があります。
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Q5.サイズの異なるCFカードへのリカバリは行えますか?


A5. サイズの異なるCFカードへのリカバリは行えません。
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Q6.他社製CFカードのバックアップは行えますか?


A6. 他社製CFカードのバックアップは行えません。
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Q7.他社製CFカードへのリカバリは行えますか?


A7. 他社製CFカードへのリカバリは行えません。
また、行った場合の動作保証はいたしかねます。
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Q8.バックアップおよびリカバリ中にエラーが発生した場合、どうすればいいですか?


A8. アプリケーションを終了し、再度CFカードの挿入、アプリケーションの実行を行ってください。
再びエラーが発生した場合は、CFカードが破損している可能性が考えられます。
この場合は、CFカードを交換してください。
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Q9.ファイル名だけを入力して、バックアップを行った場合、バックアップファイルはどこに保存されますか?


A9. アプリケーションを起動したカレントにバックアップファイルが生成されます。
例)File Name = Drive.binのみを入力、Cドライブ直下で、CFImage.exeを起動した場合
Cドライブ直下に、Drive.binファイルが生成されます。
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Q10.異なるバージョンのアプリケーションでバックアップしたイメージファイルからのリカバリは行えますか?


A10. リカバリは行えます。
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Q11.リカバリが開始されない場合、どうすればいいですか?


A11. PCMCIA I/F経由でリカバリを行う場合、リカバリ開始時に約20秒間の遅れが発生する場合があります。
その場合は、約20秒間何も操作せずにお待ちください。時間経過後は問題なく動作します。
遅れ発生中にCFImageツールに対してマウスクリックなどを行うと、一時的に「応答なし」になりますが、約20秒間経過後に復帰します。
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