28.14 表示器上でのパソコンのマウスカーソル操作について

ご使用のパソコンに(株)デジタル製マウスエミュレーションソフトウェアをインストールすることで、表示器のタッチ座標をシリアル通信で出力し、表示器上でパソコンのマウスカーソルを操作することができます。

(株)デジタル製マウスエミュレーションソフトウェアのインストール以外に、表示器に装着している画像ユニットごとに以下のものも準備してください。

VMユニット/DVIユニット

RGBユニット

設定手順

  1. システム設定[画像ユニット設定]で[RGB入力画像タッチ出力]にチェックを入れ、通信設定を行います。パソコン側のマウスエミュレーションソフトウェアにあわせて設定してください。

  2. 画面メニューの[画面の新規作成]で[画像ユニットウィンドウ]を選択します。表示された画面をダブルクリックして設定ダイアログボックスを開きます。[チャンネル]で[RGB入力画像]を選択し、[タッチ出力]にチェックを入れます。

  3. 画像ユニット表示器をベース画面に配置し、ウィンドウの表示設定を行います。

操作方法

表示器内部デバイスLS9230に「1」を書き込みます。タッチ出力が許可されます。LS9231~LS9233には出力するタッチ情報が書き込まれます。

LS9230

許可/不許可

0:不許可、1:許可

LS9231

タッチ状態

0:タッチON 1:タッチOFF

LS9232

X座標

0~1023

LS9233

Y座標

0~1023

RGBユニットで、2チャンネルを同時に表示設定している場合は、以下のエリアにタッチ情報が書き込まれます。

チャンネル0のタッチ情報

LS9350

タッチ状態

0:タッチON 1:タッチOFF

LS9351

X座標

0~1023

LS9352

Y座標

0~1023

チャンネル1のタッチ情報

LS9353

タッチ状態

0:タッチON 1:タッチOFF

LS9354

X座標

0~1023

LS9355

Y座標

0~1023