システム設定[本体設定]-[遠隔監視設定]-[Web Serverの設定]で[Web Serverを使用する]を設定していないとWeb Serverが使用できません。プロジェクトファイル転送前に設定されていることをご確認ください。
標準HTMLテンプレートやFTPサーバとして公開するフォルダの転送先ファイルパスは半角英数90文字以内で設定してください。
Web Server機能の標準HTMLテンプレートを使用する場合は、必ず標準HTMLテンプレートを表示器に転送してください。標準HTMLテンプレートは以下の場所にインストールされています。
C:\Program Files\Pro-face\GP-Pro EX *.**(*.**はバージョン)\HTMLContent
転送方法は以下を参照してください。
34.12.1.2 サイト転送設定
表示器をご購入いただいた直後に電源をONした際に表示される画面では標準HTMLテンプレートは転送できません。[Web Serverを使用する]にチェックを入れたプロジェクトファイルを転送してから標準HTMLのコンテンツを転送ツールより[サイト送信]で転送してください。
表示器が記憶しているシステムプログラム(Runtime)がGP-Pro EX Ver2.10より古いバージョンの場合は標準HTMLテンプレートを表示器に転送できません。
Web Serverに同時に接続できるパソコンの推奨台数は3台までです。ただしGP-3200、3300シリーズをお使いの場合は1台のみ接続可能です。
[装置情報]メインフレームに表示される内容はカスタマイズすることができません。
[アラーム情報]で1ページあたりに表示できるアラーム最大表示件数は15件です。
RSSで表示できる最大アラーム件数は15件までです。
Internet Explorerで設定している文字サイズなどInternet Explorerの表示設定が変更されている場合は、標準HTMLが正しく表示されない場合があります。
表示器タイプでGP-3200、3300シリーズを選択している場合はWeb Server 機能を使用すると、Web Server 用に画面エリアに1Mバイトが割り当てられます。送信データサイズに1Mバイトが追加されます。
RSSリーダーでアラームの[記録形式]を[アクティブ]、[ヒストリ]を使用している場合、[復旧]、[確認]のタイミングがRSSリーダーに更新通知されません。[復旧]、[確認]の更新通知を受けたい場合は、[記録形式]の[ログ]を使用してください。ただしアラームデータの構造上、RSSの各項目の見た目で[発報]、[復旧]、[確認]を区別することはできません。
多数のブラウザにて Web Serverにアクセスすると、Web Server に負荷がかかり、Web Serverからの応答が返らなくなったり、Web Serverに接続できなくなる場合があります。
FTPサーバにアクセスした場合、Internet Explorerのフォルダ表示部分が更新されない場合があります。この場合は、[表示(V)]メニューから[最新の情報に更新(R)]を選択またはファンクションキーのF5を押して表示更新してください。
FTPサーバに対して複数の階層構造を持つフォルダをコピーしようとすると、ファイルの個数分ログオン画面が表示されます。複数表示されたログオン画面は[キャンセル]で閉じてください。
FTPサーバ経由で読み取り専用ファイルに同じファイル名を上書きしようとすると、[ログオン]ダイアログボックスが表示されます。[キャンセル]を押してダイアログボックスを閉じてください。
FTPサーバに接続していると、画面転送(またはサイト送信)できません。FTPサーバからログアウトしてから画面転送(またはサイト送信)してください。
Web Serverのデバイスビューでは、デバイス直接指定のみ設定可能です。シンボル、コントロール変数などは使用できません。
Windows XP Service Pack2以降でホームページを表示した際は、ユーザの意図と関係なく、開かれるブラウザウィンドウ(ポップアップウィンドウ)をブロックする機能があるため、Web
Serverで値を入力する場合はポップアップの起動が許可されていることを確認する必要があります。
許可する方法は以下を参照してください。
特定のURLのポップアップウィンドウを許可する場合
Internet Explorer の[ツール(T)]メニューから[ポップアップブロック(P)]を選択し、[ポップアップブロックの設定(P)]を開くと次のようなダイアログボックスが表示されます。
[許可するWebサイトのアドレス(W)]にURLを入力し、[追加(A)]をクリックします。
ポップアップウィンドウを一時的に許可する場合
情報バーをクリックし、表示されたメニューより[ポップアップを一時的に許可(T)]をクリックするとブロックしたウィンドウを表示することができます。
WebServerは8ビットデバイスや日付/時間型デバイスに対応していません。8ビットデバイスや日付/時間型デバイスを設定しても[データ型]で設定したデータ型でアクセスするため、正しい値を表示することはできません。