2相カウンタが動作している場合に、外部入力信号によりカウント現在値をクリアさせることができます。また、カウント現在値クリアを確認することができます。
マーカ入力 (外部入力信号) に割り当てることができる入力端子はLT3000シリーズのX3とX7端子、LT4000シリーズのX2またはX3端子です。
LT4000シリーズで拡張入力機能(外部入力)を有効にするは、#L_ExIOCntInExtCtrlの各CHの拡張入力許可ビット(d)をONにしておく必要があります。
31.5.1.3 特殊I/Oのシステム変数について
マーカ入力の確認方法
外部入力のマーカ入力を検出すると、システム変数(#L_ExIOCntInExtCtrl)にある各CHカウンタ外部入力完了のマーカ入力動作完了フラグがONします。
その後、同システム変数のマーカ入力動作完了確認フラグをONすることで再度マーカ入力が検出可能となります。どのCHに高速カウンタを割り付けたのかによって操作ビットが異なります。
#L_ExIOCntInExtCtrl
[カウンタ外部入力完了]の1ビットめが入力動作完了フラグになります。
a:CH1の2相カウンタ入力のマーカ入力動作完了
b:CH3の2相カウンタ入力のマーカ入力動作完了
[カウンタ外部入力完了確認]の1ビットめが入力動作完了確認フラグになります。
a:CH1の2相カウンタ入力のマーカ入力動作完了確認
b:CH3の2相カウンタ入力のマーカ入力動作完了確認
[カウンタ外部入力完了]と[カウンタ外部入力完了確認]のタイミングチャートを下図に示します。
1)マーカ入力がONするとカウント値がクリアされます。
2)カウント値のクリアが終了すると、カウンタ外部入力完了フラグがONします。
3)カウンタ外部入力完了フラグがONしたことを確認して、カウンタ外部入力完了確認フラグをONしてください。
4)カウンタ外部入力完了確認フラグのONを認識してカウンタ外部入力完了フラグがOFFになります。