命令実行ステータス
システム変数#L_ExIOSpParmErr(特殊I/Oパラメータ異常)により異常のステータスを確認することができます。
31.5.1.3 特殊I/Oのシステム変数について
導通条件
命令稼動中、かつパラメータ読み出し完了時
エラーが発生していない場合(下記注意事項参照)
導通解除条件
命令稼動中、かつパラメータ読み出し完了フラグのクリアを確認したとき
(パラメータ読み出し要求を解除し、パラメータ読み出し完了フラグをクリアする)
※導通解除したときにオペランドD1は0クリアされます。
注意事項
命令実行時にパラメータ読み出し中か確認し、読み出し中の場合はエラーになり処理されません。
オペランドD1が命令で認識できない状態になった場合は、エラーになります。
パルス(PT命令など)を使用して命令を実行する場合は、いったんOFFにした後ONにして命令を再度実行させる必要があります。
パルス出力モードが通常の場合はオペランドD2(出力パルス数)、D3(出力周波数)に読み出したデータがセットされます。オペランドD4(加減速時間または加速時間)、D5(初期出力周波数)、D6(減速時間)の変数へデータの更新は行われません。
パルス出力モードが加減速パルスの場合は、オペランドD2~D6に読み出したデータがセットされます。
命令が実行されると稼動状態となります。
命令が稼動状態となると、導通に関係なく命令は継続して実行されます。