GP-4201TM/GP-4301TM/GP-Rear Moduleシリーズには以下の特徴があります。
GP-4201TM/GP-4301TM/GP-Rear ModuleシリーズにはバックアップメモリとしてNVRAMが搭載されています。本書内の「SRAM」という記述を「NVRAM」に読み替えてください。
アラーム機能の拡張により、GP-4201TMおよびGP-4301TMのアラーム履歴データの計算方法が変更されました。
そのためGP-Pro EX V3.1未満で作成したプロジェクトファイルをGP-Pro EX V3.1以上で編集/保存すると、バックアップメモリの使用量が使用可能な容量を超える可能性があります。
20.15 アラーム履歴データの容量
バックアップメモリの使用量が使用可能な容量を超えた場合はアラーム履歴、ファイリングデータ転送の順に機能が動作しなくなります。
表示器へプロジェクトファイルを転送する前にバックアップメモリの残り容量を確認してください。
3.8.2.4 プロジェクト情報
- SRAM情報
GP-4201TM、GP-4301TM、GP-Rear
Moduleシリーズから他の機種へ機種変更した場合、または他の機種からGP-4201TM、GP-4301TM、GP-Rear Moduleシリーズへ機種変更した場合の動作については、以下を参照してください。
5.6.1 機種変更の制限事項
GP-4201TM/GP-4301TMは2点押しに対応していません。タッチパネル上の2点を同時にタッチした場合、その2点の中間に位置する座標がタッチされたものと認識されますのでご注意ください。
固定フォント以外を使用する場合は、画面エリアが使用されます。画面エリアの容量はシステム設定[フォント設定]で確認してください。
GP-4201TM、GP-4301TM、GP-Rear
Moduleシリーズは、電源を切ったり再起動をおこなうと、表示器内の時計データが初期値に戻ります。接続機器から時刻データを取得する機能をサポートしていますのでご利用ください。
5.5.2 共通設定
- 時刻更新設定
プロジェクトファイルのバージョンを以前のバージョンに変更する場合、変換元のプロジェクトファイルに以下が設定されているとバージョンの変更はできません。
ロジック変数が登録されている
Lシステム変数が使用されている
システム設定[ロジックプログラム設定]の[変数登録]で[アドレス方式]が選択されている
GP-4201TM/GP-4301TM本体のバージョン(PV)が0.4以上の場合は、GP-Rear
Moduleシリーズとしてもご使用になれます。
本体バージョン(PV)は製品に貼付された「製品ラベルステッカー」で確認してください。
GP-Rear Moduleシリーズをご使用の場合
プロジェクトファイルを転送する時やメンテナンス時には、必ずディスプレイモジュールを装着した状態で作業を行ってください。正しくセットアップできているか判断できない可能性があります。
システム設定[本体設定]-[遠隔監視設定]で[Pro-face Remote HMI]の[使用する]にチェックを入れてください。エラーが発生した場合に、Pro-face Remote HMIで確認できます。
内部デバイスや接続機器アドレスにステータスを格納する機能を使用する場合は、アドレス値の監視やI/Oを使用するなど、必要に応じて外部機器側で表示器のエラーを検出できるようシステムを設計してください。