5.4.20 システム設定[E-mail設定]の設定ガイド

E-mail機能が使用できる機種については、以下を参照してください。

1.5 機種別サポート機能一覧

送信元設定

E-mail機能を使用する

メール送信を行うかどうかを指定します。

SMTPサーバ名

メール送信サーバー名を255文字以内で設定します。使用可能な文字は半角英数字と次の半角記号です。

半角記号:  - .

ユーザー名

メール送信サーバーのログイン用ユーザー名を31文字以内で設定します。使用可能な文字は半角英数字と次の半角記号です。

半角記号:  ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~

パスワード

メール送信サーバーのログイン用パスワードを127 文字以内で設定します。使用可能な文字は半角英数字と次の半角記号です。

半角記号:  ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~

アイコン[]をクリックするとパスワードが表示されます。

送信元メールアドレス

送信元のメールアドレスを255文字以内で設定します。使用可能な文字は半角英数字と次の半角記号です。

半角記号:  ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~

ポート番号

メール送信で使用するポート番号を1~65535で設定します。

認証モード

認証モードを[自動]、[LOGIN]、[PLAIN]、[CLAM-MD5]、[DIGEST-MD5]、[認証なし]から選択します。

暗号化モード

[暗号化なし]、[STARTTLS]、[SMTPS]から選択します。

メール送信失敗時にエラー表示する

メール送信できなかった場合に、エラーメッセージRAAA025を表示するかどうかを指定します。

SSL証明書ファイル

ルート証明書が必要な場合はチェックを入れ、メールサーバーに応じたルート証明書ファイル(*.pem)を選択します。選択したファイルは画面転送を実行するにより表示器に送信されます。

コントロールワードアドレス

メール送信やファイル添付をコントロールするためのワードアドレスを指定します。

送信先グループをセットし、ビット1(メール送信要求ビット)をONにします。ビット0(開始ビット)をONにすると、メールが送信されます。

メールにファイルを添付したい場合は、[添付ファイル名ワードアドレス]で添付したいファイルを指定し、コントロールワードアドレスのビット2(ファイル添付要求ビット)をONにします。ビット0(開始ビット)をONにすると、ファイル添付処理が実行されます。

ステータスワードアドレス

メール送信やファイル添付の処理状況と結果を格納するアドレスを指定します。指定したアドレスから連続2ワード分を使用します。

メール送信またはファイル添付処理の実行中はビット0(処理中ビット)がONになります。処理が完了するとビット1(処理完了ビット)がONになります。

処理が正常に完了しなかった場合は、上位4ビットにエラーステータスが格納されます。

ビット12~15

内容

0

正常終了

1

メモリー初期化、機能初期化失敗

9

添付ファイルの読み込みに失敗、ファイルサイズ合計が[添付ファイルの最大サイズ]の値以上

10

SMTP通信異常

15

その他のエラー(送信先グループが「0」、E-mailデータ構造がないまたは異常、など)

エラーステータスが「10」の場合、SMTPサーバーのエラーコードが格納されます。

ビット0~11

内容

0

正常終了

1

メモリー初期化、機能初期化失敗

2

サーバー名解決失敗

3

サーバー接続失敗

4

証明書エラー

5

ログイン失敗

6

通信失敗

7

切断失敗

8~14

未定義

15

上記以外のエラー

 

添付ファイル名ワードアドレス

メールにファイルを添付したい場合に、ファイルを指定するためのアドレスを設定します。指定したアドレスから連続640ワード分を使用します。

添付できるファイル数は最大5ファイルです。添付できるのは外部ストレージに保存されているファイルです。

外部ストレージのルートフォルダーからファイル名までのフルパスを格納して指定します。格納できるパスの文字数は半角255文字分(全角127文字分)までです。

例: 添付したいファイルの保存先がSDカードの場合: \SD\DATA\00001.BIN

 

添付ファイルの最大サイズ

ファイルサイズ合計の最大値を10KBから3600KBの範囲で設定します。

メールに添付できるファイル数は、ファイルサイズにより異なります。ファイル数は最大5個、ファイルサイズ合計は3600KBまでです。

 

送信先グループ

行をダブルクリックする、または行を選択して[編集]をクリックすると、次のダイアログボックスが表示されます。

TO/CC/BCC

宛先のメールアドレスを設定します。

メールアドレスを追加するには、 アイコンをクリックして表示されるダイアログボックスにアドレスを入力します。

宛先からメールアドレスを削除するには、表示されているアドレスを選択して アイコンをクリックします。

件名

メールの件名と本文を設定します。入力できる文字数は499文字までです。

件名の一部または全部を可変にしたいときは、[アドレス入力]をクリックして間接指定します。

本文

メールの本文を設定します。入力できる文字数は4999文字までです。

本文の一部または全部を可変にしたいときは、[アドレス入力]をクリックして間接指定します。

E-mailオプション

メールの件名や本文の編集時に、アドレス入力ダイアログボックスを表示するかどうかを指定します。

アドレス入力

アドレス入力ダイアログボックスを表示します。件名や本文にデバイスアドレスやシステム変数を挿入するために使用します。

挿入できるアドレスやシステム変数は、件名15個まで、本文255個までです。

[ビットアドレス]、[16ビット Bin(+/-)アドレス]、[16ビット Binアドレス]、[32ビット Bin(+/-)アドレス]、[32ビット Binアドレス]、[文字列]から選択します。

格納された数値は、10進数表記で扱われます。

[文字列]の場合、格納する文字コードはNativeコードです。半角100文字(全角50文字)までの文字数を扱うことができます。ソフトウェアのメニューなどの表示言語を[英語]に設定している場合、メールの件名/本文の文字コードはASCIIで扱われます。[日本語]に設定している場合はシフトJISで扱われます。

デバイスアドレス、シンボル変数、システム変数を設定します。