ロータリセレクタスイッチ(タッチするごとにビットを順にONするスイッチ)を作成します。
セレクタスイッチは電源投入後、最初にタッチしたときに設定した各ビットアドレスのデータを接続機器(PLCなど)から読み出し、表示器内部にその情報を保持すると同時に、セレクタ動作が行われます(ONになっているビットアドレスの次のビットがONされます)。その後は接続機器のアドレスデータを読みには行かず、内部に保持している情報(前回どのビットアドレスをONしたか)を元にしてセレクタ動作が行われます。
最初のタッチ後に接続機器の各ビットアドレスデータを変更してもセレクタスイッチにすぐに反映されるわけではなく、セレクタスイッチを次にタッチした時点でデータが上書きされます。
複数の接続機器(PLCなど)のアドレスを設定し動作させているときに、ある接続機器で通信エラーが発生した場合、その接続機器への書き込みが行われるまでは通常に動作を続け、通信不可の接続機器への書き込みを行った時点で書き込みエラーが表示されます。書き込みエラーの表示は、通信復旧後に画面切り替えを行うと消えます。