設定内容の詳細は設定ガイドを参照してください。
25.11 共通設定(サンプリング設定)の設定ガイド
D100、D101、D102のデータを午前8時から1時間ごとに10回分収集する設定を行います。
[共通設定(R)]メニューから[サンプリング設定(D)]を選択するか、をクリックすると、次の画面が表示されます。
[新規作成]をクリックすると次のダイアログボックスが表示されます。登録するサンプリンググループの番号を設定して[OK]をクリックすると、そのサンプリンググループの設定画面が表示されます。
[サンプリング先頭アドレス]に、データを収集したい先頭のアドレスを指定します。
収集したデータを格納する際のビット長を指定し、[サンプリングワード数]にアドレス数を設定します。指定したアドレスから連続3ワードが表示されます。
[動作設定]タブを開き、[実行条件]で[時刻指定]を選択します。
[サンプリング許可ビットアドレス]に、データ収集の動作を制御するビットアドレスを設定します。
開始時刻より前にこのビットをONしておいてください。OFFの状態では開始時刻になってもサンプリングは開始されません。時刻は表示器内部の時計データを使用して監視されます。
データ収集を開始する時刻(午前8時)を指定し、収集するタイミングと回数(1時間ごとに10回)を指定します。
[データクリアビットアドレス]に収集したデータを消去するためのアドレス(例
: M50)を設定します。このビットをONすると表示器内に記憶されているサンプリンググループ1のデータがすべて消去されます。
任意で、指定した回数分をサンプリングしたかどうかを確認するための[データフルビットアドレス]も設定できます。
[拡張設定]をクリックすると次のダイアログボックスが開きます。必要に応じて何日分のサンプリングデータを表示器内に保持しておくか設定します。
上図の設定の場合、1日分のデータが表示器内に保持されます。翌日の開始時刻(午前8時)になると、前日の1回目のサンプリングデータから順に上書きで格納されます。データを上書きしたくない場合は[指定回数終了時に古いデータから上書きする]のチェックをはずしてください。翌日の開始時刻がきてもサンプリングは実行されません。
[指定回数終了時に古いデータから上書きする]のチェックを外すと、[ブロック数]が設定できます。「ブロック」とは、指定した回数分のサンプリングデータのまとまりです。表示や印字の際にブロック単位でデータを利用できます。
例)月~金曜の5日間サンプリングを行い、そのデータを曜日ごとに表示、印字したい場合
ブロック数 : 指定回数分のデータ収集を1セットとして、何セット分行うかを設定。
上図の設定の場合、5日分のサンプリングデータが表示器内に保持されます。6日目以降はサンプリングが実行されません。再開するには、表示器に記憶されているサンプリングデータをクリアしてください。
サンプリング動作のタイミングについては以下を参照してください。
25.14.3.1 データ収集のタイミング
[サンプリングデータを保持する(SRAM使用)]を指定していない場合、表示器の電源OFFやリセットにより、表示器内に記憶したサンプリングデータは消去されます。