25.3.1 設定手順 - 一定のタイミングでデータを収集したい

D100、D101、D102のデータを午前8時から1時間ごとに10回分収集する設定を行います。

  1. [共通設定(R)]メニューから[サンプリング設定(D)]を選択するか、をクリックすると、次の画面が表示されます。

  2. [新規作成]をクリックすると次のダイアログボックスが表示されます。登録するサンプリンググループの番号を設定して[OK]をクリックすると、そのサンプリンググループの設定画面が表示されます。

  3. [サンプリング先頭アドレス]に、データを収集したい先頭のアドレスを指定します。

  4. 収集したデータを格納する際のビット長を指定し、[サンプリングワード数]にアドレス数を設定します。指定したアドレスから連続3ワードが表示されます。

  5. [動作設定]タブを開き、[実行条件]で[時刻指定]を選択します。

  6. [サンプリング許可ビットアドレス]に、データ収集の動作を制御するビットアドレスを設定します。

    • 開始時刻より前にこのビットをONしておいてください。OFFの状態では開始時刻になってもサンプリングは開始されません。時刻は表示器内部の時計データを使用して監視されます。

  7. データ収集を開始する時刻(午前8時)を指定し、収集するタイミングと回数(1時間ごとに10回)を指定します。

  8. [データクリアビットアドレス]に収集したデータを消去するためのアドレス(例 : M50)を設定します。このビットをONすると表示器内に記憶されているサンプリンググループ1のデータがすべて消去されます。

    • 任意で、指定した回数分をサンプリングしたかどうかを確認するための[データフルビットアドレス]も設定できます。

  9. [拡張設定]をクリックすると次のダイアログボックスが開きます。必要に応じて何日分のサンプリングデータを表示器内に保持しておくか設定します。

    上図の設定の場合、1日分のデータが表示器内に保持されます。翌日の開始時刻(午前8時)になると、前日の1回目のサンプリングデータから順に上書きで格納されます。データを上書きしたくない場合は[指定回数終了時に古いデータから上書きする]のチェックをはずしてください。翌日の開始時刻がきてもサンプリングは実行されません。
    [指定回数終了時に古いデータから上書きする]のチェックを外すと、[ブロック数]が設定できます。「ブロック」とは、指定した回数分のサンプリングデータのまとまりです。表示や印字の際にブロック単位でデータを利用できます。
    例)月~金曜の5日間サンプリングを行い、そのデータを曜日ごとに表示、印字したい場合

    ブロック数 : 指定回数分のデータ収集を1セットとして、何セット分行うかを設定。
    上図の設定の場合、5日分のサンプリングデータが表示器内に保持されます。6日目以降はサンプリングが実行されません。再開するには、表示器に記憶されているサンプリングデータをクリアしてください。