37.19.1.3 遠隔監視設定 - FTPの設定

FTPを使用する

FTP機能を使用するかどうかを設定します。

指定先

FTPサーバとして公開するフォルダを[CFカード](または[SDカード])、[USBストレージ]どちらのフォルダに指定するかを選択します。

フォルダ指定

FTPサーバとして公開する外部ストレージのフォルダのパスを半角英数90文字以内で指定します。

「WebSite」と設定すると、「ftp://IPアドレス/」にアクセスされた場合、外部ストレージの「WebSite」フォルダが表示されます。

例)CFカードのWebSiteフォルダを参照する場合

  • ルートフォルダとして指定できるのは1フォルダのみです。

  • パスの最後に入力された「/」または「\」は自動的に削除して(無い状態)保存されます。ただし、パスの指定で「/」または「\」一文字のみが表示されている場合はそのまま保存されます。

  • 外部ストレージ全体を公開したい場合は、空欄を設定してください。

ステータスアドレスを使用する

FTP機能を使用する場合、指定したステータスアドレスに転送中の情報を書き込むかどうかを設定します。チェックを入れるとステータスアドレスが設定できます。

システム先頭アドレス

用途

16ビット

32ビット

+0

+0

ステータス

+2

+1

転送ファイル総サイズ

FTPのコマンドを受信した時にステータスを設定します。
ログインすると0ビットめをONします。
ファイルの送受信が始まると1ビットめをONし、完了すると1ビットめをOFFします。
ログアウトすると2ビットめをONして0ビットめと1ビットめをOFFします。

転送対象になっているファイルの総サイズを格納します。ログインしたタイミングで、前回取得したデータが0クリアされます。単位はバイトです。

  • ファイル削除時はステータスアドレスの1ビットめはON/OFFしません。ログインとログアウトのステータスのみ更新します。

  • 転送ファイル総サイズを格納する領域は32ビットです。最大4294967295バイト(約4Gバイト)を超えて格納できません。超えると不定になります。

  • 転送ファイル総サイズは、受信と送信したファイルの合計サイズとなります。転送ファイル総サイズを0クリアするには、再度ログインする必要があります。

  • 受信中に書き込みに失敗した場合、受信中のファイルは削除されますが、転送ファイル総サイズでは、削除されたファイルサイズは減算されません。