GP-Viewer EXをインストールした先のパスが半角英数80文字を超える場合は、起動した際に「GP-Viewer EX先のパスが80文字を超えているため、起動できません」というエラーが表示され、正常に動作しません。GP-Viewer EXを半角英数80文字以内のパスをインストール先として再インストールしてください。
1台のパソコンに異なるバージョンのGP-Viewer EXをインストールすることはできません。
間違ったキーコードが入力された場合はキーコードが設定できません。正しいキーコードを入力してください。
キーコードを入力していない場合は、GP-Viewer EX体験版が起動します。
キーコードが設定されていない表示器にGP-Viewer EXから接続をかけると、GP-Viewer EXの体験版が起動します。
1台の表示器に同時にアクセスできるGP-Viewer EXは3つまでです。ただし、表示器の負荷状況によっては3つ目のGP-Viewer EXが接続できない場合があります。時間をおいて再接続してください。頻繁に接続に失敗する場合は、システム構成を検討してください。
1台のパソコンで表示できるGP-Viewer EXのウィンドウは接続している表示器の台数に関わらず、最大4ウィンドウまでです。
GP-Viewer EX起動時や更新ボタンをクリックした場合は、アラーム情報を一括で取得し更新されるので表示器とGP-Viewer EXは同じアラーム情報を表示しますが、その後は表示器とGP-Viewer EXは別々にアラーム情報を監視するので通信速度により表示内容が異なる場合があります。
表示器の外部ストレージとGP-Viewer EXの仮想外部ストレージは直接同期されていないため、GP-Viewer EX側でアラーム情報を保存することはできません。
サンプリング周期が短い場合やサンプリングのフルビットアドレスがONになるタイミングが、GP-Viewer EXの更新タイミングより短い場合、XYヒストリカルトレンドグラフの表示/消去の情報を取得できないため、表示器とGP-Viewer EXでは表示が異なります。
接続機器の通信エラーなど自動的に復旧するエラーについては、表示器側でエラー表示が消えてもGP-Viewer EX側ではエラー表示が消えません。エラー表示を消すためには、画面の切り替えを行うか、またはシステムメニューの[X]ボタンを押してエラー表示を消してください。
複数のエラーが同時に発生しても、エラー取得のタイミングによっては、すべてのエラーが表示されない場合があります。
画面が回転しないため、表示器の縦型設置には対応していません。
パソコンと表示器ではファイルシステムが異なるため、外部ストレージのファイルを読み出す順番が異なります。よって、ファイルをリスト表示する機能では、パソコンと表示器では表示順番が異なる場合があります。
ビットアドレスタイプのシンボル変数を使用している場合、要素番号が0以外のシンボル変数は、GP-Viewer EXではエラーとして扱われます。
GP-Viewer EXから以下のアドレスに書き込みを行った場合は、画面モードに関係なくGP-Viewer EX側の#H_ChangeScreenNoに書き込まれます。
[#INTERNAL]LS0008(ダイレクトアクセス方式)
[#MEMLINK]0015(メモリリンク方式)
システムデータエリアの[切り替え画面番号]に指定した接続機器アドレス
同期モードでは、GP-Viewer EXは表示器側のアドレスに対して書き込み/読み出しを行います。ただしシステム変数や時計データは、GP-Viewer EX側のアドレスに対して書き込み/読み出しを行います。
非同期モードでは、GP-Viewer EXはGP-Viewer EX側のアドレスに対して書き込み/読み出しを行います。ただし以下のアドレスは、表示器側のアドレスに対して書き込み/読み出しを行います。
システム設定[接続機器設定]で間接機器を設定した際の、[機器指定アドレス]以外の内部デバイスアドレス(LSエリア/USRエリア)
システムデータエリアの[切り替え画面番号]以外の接続機器アドレス
非同期モードの場合、グローバルウィンドウは内部デバイス*1ではなくシステム変数*2で制御してください。
A.2.2.2 ワード型
- #Hシステム変数
表示器上で操作ロックを有効にすると、接続しているGP-Viewer
EXには操作ロック元のIPアドレスが表示されます。
次のように表示器が複数のLANポートを持つ場合は、複数あるイーサネット設定のうちどれか1つのIPアドレスが表示されます。そのため、実際にGP-Viewer
EXが通信しているIPアドレスとは異なるIPアドレスが表示されることがあります。
SP5000シリーズをご使用の場合
GP4000シリーズ(GP-410*を除く)のLANポートを持つ機種で、EZ LANアダプターをご使用の場合
EZ
LANアダプターが使用できる機種については、以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
GP-Viewer EXをPro-Server EXのリモートパスワード機能を使用している表示器に接続する場合、GP-Viewer
EXをインストールしたパソコンをPro-Server EXのネットワークプロジェクトに参加局として登録し接続先の表示器へ転送してください。
参加局として登録されていないGP-Viewer EXと表示器との通信はできません。
なお参加局の種類は[Pro-Server EX]を選択してください。
Pro-Server EXのリモートパスワード機能とEtherマルチリンクを同時に使用する場合、Pro-Server
EXのネットワークプロジェクトにスレーブ表示器を参加局として登録しマスター表示器へ転送してください。
参加局として登録されていないスレーブ表示器とマスター表示器との通信はできません。
スレーブ表示器へネットワークプロジェクトを転送する必要はありません。
ハンディタイプGPでオペレーションスイッチを[使用する]に設定していても、オペレーションスイッチの状態に関係なくGP-Viewer EXからの操作は可能です。
GP-Viewer EXはマウスで操作してください。タッチで操作した場合、次の現象が発生することがあります。
モーメンタリのスイッチは動作しません。
セット/リセット/ビット反転のスイッチはタッチを検出するタイミングが指を離したときになります。
PS5000シリーズで上記の現象が発生した場合、サポート専用サイトの「Touchドライバ(マウスエミュレーションモード)」をインストールし、マウスエミュレーションモードを有効にしてください。
以下のシステム変数は[ゲートウェイモードで使用する]が有効のときのみ使用可能です。GP-Viewer EXの同期モード/非同期モードに関係なく、常に同期します。
#H_GW_AnalyzeModeFlag, #H_GW_SaveConfigCompletion,
#H_GW_SaveConfigTrigger
A.2.2.1 ビット型
- #Hシステム変数
#H_GW_AverageInterruptTime,
#H_GW_DivideInterruptSize, #H_GW_InterruptFrequency, #H_GW_MaximumInterruptTime
A.2.2.2 ワード型
- #Hシステム変数