26.9.3.1 ファイルマネージャ - 基本設定

ステータスアドレス

指定したアドレスでエラー情報を確認するかどうかを設定します。

エラー情報(ステータス)を格納するワードアドレスを指定します。

0

正常終了

処理が正常に終了した

1

(予約)

-

2

(予約)

-

3

(予約)

-

4

CFカードなし/SDカードなし

CFカード/SDカードが表示器に挿入されていない、またはCFカードカバーが開いている

5

リードエラー

外部ストレージ内のデータ読み出しに失敗した、または空き容量がない

フォルダへのアクセス権限がない

6

ライトエラー

外部ストレージへの書き込みに失敗した、または空き容量がない

フォルダへのアクセス権限がない

7

CFカードエラー

CFカードが正しくフォーマットされていないか、壊れている

8

削除エラー

読み取り専用ファイル、またはファイルの削除に失敗した

フォルダへのアクセス権限がない

9

FTP接続エラー

FTPサーバが正常に動作していない、またはFTPサーバが存在しない

10

FTPログオン失敗エラー

FTPサーバに設定したユーザー名およびパスワードが正しくない

11

FTPリードエラー

FTP サーバ上のファイルの読み出しに失敗した

12

(予約)

-

13

(予約)

-

14

USBストレージなし

USBストレージが装着されていない

15

USBストレージエラー

USBストレージが正しくフォーマットされていないか、壊れている、またはUSBストレージ以外を装着している

拡張

[動作モード]で[ファイル操作]を設定し、[対象データ]で[CF<-->FTP](または[SD<-->FTP])または[USBストレージ<-->FTP]を選択している場合に表示されます。FTPサーバとCFカード(またはSDカード)/USBストレージ間で転送を行うときに、指定したステータスアドレスに転送中の情報を書き込むかどうかを設定します。

システム先頭アドレスオフセット

用途

16ビット

32ビット

+0

+0

ステータス

+2

+1

転送ファイル総サイズ

+4

+2

転送中ファイル名

+14

+7

転送完了のファイル総サイズ

+16

+8

通信速度

+18

+9

経過時間

+20

+10

予測残り転送時間

[ステータスアドレス]を参照してください。

転送対象になっているファイルの総サイズが格納されます。転送開始のタイミングで、前回取得したデータが0クリアされます。単位はバイトです。

転送中のファイル名が格納されます。

転送対象のファイルのうち、転送が完了したファイルの総サイズが格納されます。単位はバイトです。

平均転送速度を格納します。転送完了のファイル総サイズを経過時間で割った結果が格納されます。小数点以下は切り捨てられます。単位はバイト/秒です。

転送開始からの経過時間が格納されます。単位は秒です。

転送完了までの予想残り時間が格納されます。小数点以下は切り捨てられます。単位は秒です。計算方法は以下の通りです。

(転送ファイル総サイズ-完了のファイルサイズ)/通信速度

転送が完了しても拡張ステータスの値は0クリアされず、次回の転送開始時に0クリアを行います。(ステータスは含みません)

動作モード

ファイルマネージャの動作を[ファイル操作]、[動画選択]から選択します。

ファイル操作

表示したいファイルを選択したり、ファイルをコピーするときに使用します。

対象データ

  • CF(またはSD)

CFカード/SDカードに保存されているフォルダやファイルを画面上にリスト表示します。

  • USBストレージ

USBストレージに保存されているフォルダやファイルを画面上にリスト表示します。

  • CF<-->USBストレージ(またはSD<-->USBストレージ)

CFカード/SDカードとUSBストレージの両方を同時に表示でき、CFカード/SDカードとUSBストレージ間でデータをコピーまたは移動できます。USBストレージ内のCSVデータを[CSV表示器]に表示する場合にも使用します。

  • CF<-->FTP(またはSD<-->FTP)

FTPサーバ内のデータを表示器内のCFカード/SDカードに、表示器内のCFカード/SDカードのデータをFTPサーバにコピーします。

  • USBストレージ<-->FTP

FTPサーバ内のデータを表示器内のUSBストレージに、表示器内のUSBストレージのデータをFTPサーバにコピーします。

DELキー消去

チェックを入れると、選択したファイルを削除するための[DEL]キーが画面上に表示されなくなります。

[対象データ]で[CF](または[SD])、[USBストレージ]を選択した場合に設定できます。

接続先FTPサーバ

FTPサーバの指定方法を[直接]と[間接]から選択します。[動作モード]で[ファイル操作]を設定し、[対象データ]で[CF<-->FTP](または[SD<-->FTP])、または[USBストレージ<-->FTP]を選択している場合に表示されます。

FTPサーバNo.

[接続先FTPサーバ]で[直接]を選択した場合、接続するFTPサーバを指定します。

接続設定先頭アドレス

[接続先FTPサーバ]で[間接]を選択した場合、接続するFTPサーバに関する情報を指定する連続ワードアドレスの先頭アドレスを指定します。

接続設定先頭アドレスアイコン

クリックすると、接続設定先頭アドレスからの連続アドレスの内容を表示します。

接続設定先頭アドレス

タイムアウト

FTPサーバとの通信開始から何秒後にタイムアウトするかを10~120秒の間で設定します。

ファイルコピー時にフォルダを作成する

チェックを入れると、ファイルをコピーした日時のフォルダを自動的に作成し、そこにデータをコピーします。

フォルダ名は、フォルダを生成した「年月日時分」となります。

動画選択

再生したい動画ファイルを選択するときに使用します。

選択モード

  • 単数

CFカード/SDカードやFTPサーバに保存されている動画ファイルをリストから1ファイルのみ選択して再生できます。

  • 複数

CFカード/SDカードやFTPサーバに保存されている動画ファイルをリストから選択して再生できます。ファイルまたはフォルダ(100ファイルまで)を100個まで選択できます。
再生リストファイルと同様に選択順にインデックス番号が0から連続で割り振られます。インデックス番号0から再生が開始されます。

対象データ

  • CF(またはSD)

CFカード/SDカード内のデータが選択対象になります。

  • FTP

FTPサーバ内のデータが選択対象になります。

  • CF/FTP(またはSD/FTP)

CFカード/SDカードおよびFTPサーバ内のデータが選択対象になります。