26.14.2 転送手順 - レシピ(ファイリングデータ)を接続機器から転送したい(自動転送)

SRAMから接続機器に転送(複数フォルダを使用しない場合)

ファイル番号「0」、ブロック番号「0」を接続機器に転送する手順を以下に示します。

  1. D10のビット0をONします。画面エリア内のファイリングデータがバックアップメモリ(SRAM)に転送されます。

    • ファイリングデータを CFカード(またはSDカード)に保存している場合は、ビット0とビット8を両方ONします。USBストレージに保存している場合は、ビット0とビット9を両方ONします。

  2. バックアップメモリ(SRAM)への書き込みが正常に完了すると、書き込み完了ビット(M100)がONします。ONしたことを確認したあと、D10のビット0とM100をOFFします。

  3. D51にファイル番号「0」を格納します。

  4. D52に転送するブロック(レシピ)の番号「0」を格納します。

  5. D50のビット0をONします。バックアップメモリ(SRAM)内の指定したデータが接続機器に転送されます。

  6. 転送が正常に完了すると転送完了ビット(M101)がONします。ONしたことを確認したあと、D50のビット0とM101をOFFします。

接続機器からSRAMに転送

接続機器のデータを読み込んで、バックアップメモリ(SRAM)内のファイル番号「0」のブロック番号「1」に格納する手順を以下に示します。

  1. D51にファイル番号「0」を格納します。

  2. D52に接続機器から読み出したデータを格納するブロック(レシピ)の番号「1」を格納します。

  3. D50のビット0とビット8をONします。接続機器のデータがブロック1に上書きされます。

  4. 転送が正常に完了すると転送完了ビット(M101)がONします。ONしたことを確認したあと、D50のビット0、ビット8と、M101をOFFします。