LT3000シリーズのパルス出力は、使用するCH数および高速カウンタと併用する場合について、最大出力周波数に制限があります。
パルス出力の出力周波数は最大65000Hzですが、下表のようにパルス出力で使用するCH数や高速カウンタと併用する場合は、出力周波数設定に制限がつきます。
例えば、パルス出力3CHおよび高速カウンタ1CHを使用する場合、パルス出力の1CHあたりの最大出力周波数は、下表から27027Hzとなります。
パルス出力1CHあたりの最大出力周波数
|
パルス出力 |
||||
---|---|---|---|---|---|
1CH |
2CH |
3CH |
4CH |
||
高速カウンタ |
使用しない |
65000(Hz) |
45454(Hz) |
30303(Hz) |
22727(Hz) |
1CH |
65000(Hz) |
38461(Hz) |
27027(Hz) |
— |
|
2CH |
52631(Hz) |
33333(Hz) |
— |
— |
|
3CH |
43478(Hz) |
— |
— |
— |
|
4CH |
— |
— |
— |
— |
* 「—」部分は使用できません。
*2 相カウンタは最大2CHまでとなります。表中の3CHは、単相カウンタの場合です。
この制限に関するエラーチェックは、LT立ち上げ時とパラメータ変更時に行われます。
エラーがある場合には、システム変数(#L_ExIOSpParmErr)にエラー情報が格納されます。詳細については、31.5.9.4 通常パルス出力の異常ステータス - 通常パルス出力(LTシリーズ)を参照してください。