29.3 1秒間隔のパルスを発生させたい

完成ロジックプログラム

以下のロジック例では、タイマの設定時間を1秒(1000ms)、「タイマ変数名.Q」をb接点で配置します。

動作概要

タイマ命令(TON)の基本動作は、設定時間が経過すると「タイマ変数名.Q」がONし続けます。

  1. 1秒(1000ms)経過するとTON命令の「クロック1秒パルス.Q」がONします。

  2. 次のスキャンではb接点がONするため、TON命令はリセットされます。

  3. TON命令がリセットされるとb接点もOFFし、TON命令は導通状態に戻ります。

よって、b接点「クロック1秒パルス.Q」の動作は、1秒間OFFした後、1スキャンONする動作を繰り返します。
32. ロジック命令一覧