ファンクションブロックの制限事項
ロジックプログラム設定の変数登録が[アドレス方式]の場合、ファンクションブロック(FB)は使用できません。
ファンクションブロック内でパルス命令およびパルス設定は使用できません。
ファンクションブロック内でラベルの挿入はできません。
ファンクションブロックの再起呼出しはできません。
ファンクションブロックは表示器の電源がONしている間は初期化されません。プログラムの内容に合わせて初期化処理を行ってください。
同一のファンクションブロックは、複数配置されても変数を共有しています。複数配置する場合は、同時に処理が発生しないようにしてください。
ファンクションブロックには[パスワードロック]は設定できません。ファンクションブロックにパスワードを設定するには、ファンクションブロックの[パスワード設定]を使ってください。
ファンクションブロック命令の制限事項
ファンクションブロック命令は分岐上に配置することはできません。分岐の開始点より前か、分岐の終了点より後に配置してください。
ファンクションブロック命令のオペランドには、定数、配列の要素、構造体のメンバは指定できません。
オンラインモニタでの制限事項
オンラインモニタでは、FBのローカル変数、入力変数、出力変数は値の変更ができません。ただし、[タイプ]が[ビット変数]の場合はオペランドを選択して[コントローラ]メニューから、またはオペランドを右クリックして表示されたメニューから[強制ON]、[強制OFF]を選択して動作確認することができます。
ファンクションブロックはオンラインエディットできません。
[システム設定]-[ロジックプログラム設定]-[ファンクションブロックのローカル変数の共有]で「共有しない」を選択している場合、ファンクションブロック命令の挿入、削除、移動などの編集はできません。
ロジックモニタでの制限事項
FB内の変数や命令はアドレスモニタ、検索の対象外です。