チャンネル本数
グラフに表示するデータの本数を設定します。設定範囲は1~10です。
チャンネルNo
設定するチャンネルを選択します。[チャンネル本数]で設定した数分のNoを切り替えて、コントロールアドレスの設定や取得範囲の設定を行います。
コントロールワードアドレス
グラフの表示/クリアをコントロールするアドレスを設定します。
接続機器(PLCなど)のアドレスと表示器内部デバイスのアドレスのどちらでも指定できます。
設定したアドレスから連続3ワード分を使用します。
「コントロール」、「ステータス」、「座標数」は、16ビットBin形式で固定です。
32ビットデバイスの場合は、下位16ビットが有効です。上位16ビットは「0」にしてください。
座標データの読み込み中は、[コントロールアドレス]の値を変更しても表示/消去は行われません。「ステータス」のビット1がONになってからコントロールアドレスの値を変更してください。
コントロール
このアドレスのビット0とビット1で、グラフの表示/消去を制御します。
ビット0をON(例 : アドレスに「1」を格納)すると、グラフが表示されます。
ビット1をON(例 : アドレスに「2」を格納)すると、表示しているグラフが消去されます。
ビット0と1をON(例 : アドレスに「3」を格納)すると、表示しているグラフを一旦消去してから再度グラフ表示されます。
データ数が0の場合は、以下のように動作します。
コントロールアドレスのビット0がON、ビット1がOFFの時
該当チャンネルのグラフ表示はそのままで変化しません。
コントロールアドレスのビット0とビット1がONの時
グラフ表示がクリアされますが、グラフは表示されません。
ステータス
グラフの描画処理状況がこのアドレスに格納されます。
グラフの表示中、クリア中にステータスのビット0がONになります。
グラフの表示、クリアが完了した時点で、ステータスのビット1がON、ビット0がOFFになります。
ステータスのビット1がONになったのを確認して、コントロールアドレスのビット0をOFFにしてください。
コントロールアドレスのビット0をOFFにすると、ステータスのビット1がOFFになります。
エラーステータスは次のエラーコードを示します。
エラーコード
ビット 12 ~ 15 |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
正常終了 |
処理が正常に終了した |
1 |
座標数が0点 |
「座標数」の値が0のとき |
2 |
表示範囲エラー |
[表示方法]で[表示範囲指定]を選択し、かつ表示範囲を[アドレス]に設定した場合に、上限値と下限値の幅が0のとき、または下限値の方が上限値より上回ったとき。補助線が設定されている場合は、上限値と下限値の幅が1以下のとき |
3 |
通信エラー |
座標データ取得時に通信エラー(タイムアウト)が発生した |
4 |
予約 |
- |
: |
|
|
15 |
予約 |
- |
座標数
グラフに表示するために格納するデータの数を設定します。座標数は512個まで設定できます。
X座標データ先頭アドレス
X座標データが格納されているアドレス領域の先頭アドレスを設定します。先頭アドレスに指定したデバイスと[データ形式]の設定により、使用されるアドレス領域は異なります。
アイコンをクリックすると、使用されるアドレスの構成が表示されます。
例)アドレスに16ビットデバイスを指定し、[データ形式]で16ビット長を設定した場合
Y座標データ先頭アドレス
Y座標データが格納されているアドレス領域の先頭アドレスを設定します。先頭アドレスに指定したデバイスと[データ形式]の設定により、使用されるアドレス領域は異なります。
アイコンをクリックすると、使用されるアドレスの構成が表示されます。
例)アドレスに16ビットデバイスを指定し、[データ形式]で16ビット長を設定した場合
X座標 / Y座標
X座標、Y座標それぞれの[データ形式]および[取得範囲]を設定します。
データ形式
グラフ表示するデータの形式を、[16ビットBin]、[16ビットBCD]、[32ビットBin]、[32ビットBCD]、[32ビットFloat]から選択します。
取得符号
グラフ表示するデータの値に負の数も扱えるようにするかどうかを設定します。[データ形式]が[16ビットBin]、[32ビットBin]の場合のみ設定できます。
無し
正の数のデータのみ扱います。
2の補数
負の数は2の補数で扱われます。
MSB符号
負の数はMSB符号で扱われます。
最小値 / 最大値
XYグラフ表示するデータの取得範囲を設定します。
[データ形式]と[取得符号]により設定範囲が異なります。
データ形式 |
取得符号 |
範囲 |
16ビットBin |
無し |
0 ~ 65535 |
2の補数 |
-32768 ~ 32767 |
|
MSB符号 |
-32767 ~ 32767 |
|
32ビットBin |
無し |
0 ~ 4294967295 |
2の補数 |
-2147483648 ~ 2147483647 |
|
MSB符号 |
-2147483647 ~ 2147483647 |
|
16ビットBCD |
— |
0 ~ 9999 |
32ビットBCD |
— |
0 ~ 99999999 |
32ビットFloat |
— |
-9.9e16 ~ 9.9e16 |
X、Y座標の値は、ここで指定した取得範囲に応じて1000分率に自動換算してグラフ表示されます。