XYヒストリカルトレンドグラフに対応している機種は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
ヒストリカルトレンドグラフ、データ一括表示グラフ、XYヒストリカルトレンドグラフ、XYデータ一括表示グラフは、1表示画面上(画面呼び出し、ウィンドウ表示を含む)で合わせて8個以内になるよう設定してください。
ヒストリカルトレンドグラフ、データ一括表示グラフ、XYヒストリカルトレンドグラフ、XYデータ一括表示グラフのチャンネル数は、1表示画面上(画面呼び出し、ウィンドウ表示を含む)で合わせて40本以内になるよう設定してください。40本を超える場合には41本目以降が動作しません。
1個のXYヒストリカルトレンドグラフに表示できるチャンネル本数は10本までです。
グラフデータの座標点は1000分率で計算されます。表示範囲外の値であっても、換算の結果が範囲内になる場合はグラフ表示されます。
配置したグラフの表示エリア内には、他の部品を配置しないでください。また、表示エリア内に直線などの図形を直接描画したい場合は、ベース画面番号9000~9999にグラフを配置し描画してください。ベース画面番号1~8999上に配置したグラフの表示エリア内に目盛り線などを描画しても、表示器上ではその目盛り線は表示されません。ベース画面1~8999上で目盛り線が入ったグラフを表示したい場合は、9000番以降で作画した画面を呼び出すようにしてください。
ベース画面番号9000番以降は、グラフとその上に直接描画する図形のみ配置してください。その他の部品(スイッチなど)は正常に動作しない可能性があります。
ベース画面番号9000以降に配置し、[形状なし]を設定したグラフでグラフエリアカラーを使用する場合、次の順序で描画されます。このため、グラフの表示エリアに描画を重ねて配置した場合やベース画面の背景色を設定した場合、グラフエリアカラーよりも優先して描画されます。
グラフエリアカラー
直線や四角形などの描画オブジェクトやベース画面の背景色
グラフ
X軸、Y軸のうち、片方でも無効データがあった場合、グラフ表示は行いません。
「目盛り」と「補助線」は座標計算方法が異なる為、同じ値を示す場合でも座標位置が異なる場合があります。
理想曲線に表示できるデータ数(座標数)は、512個までです。
各グラフの描画順序は、次の順になります。ただし、理想曲線のデータ値を変更し、描画(ビット0をON)のみ行った場合は、XYヒストリカルトレンドグラフの上に理想曲線が描画されることになります。
XY目盛り
X,Y軸補助線
理想曲線
XYヒストリカルトレンドグラフ
1つのチャンネルに表示できるデータ数(座標数)は、共通設定[サンプリング設定]で設定した[回数]までです。
共通設定[サンプリング設定]の[アドレス設定]タブで[データ形式の混在]を設定している場合、データ形式が[ワード16ビット]、[ワード32ビット]のデータのみグラフ表示できます。その他のデータ形式は表示できません。
共通設定[サンプリング設定]の[動作設定]タブで指定した[データクリアビットアドレス]がONになったタイミングでグラフはクリアされます。[拡張設定]で[指定回数終了時に古いデータから上書きする]にチェックが入っている場合は、[データフルビットアドレス]がONになったタイミングでもグラフはクリアされます。
画面切り替えをすると、過去のサンプリングデータの一部が再表示される場合があります。
サンプリング回数が多い場合は、初回の描画に時間がかかります。初回の描画にかかる時間の例は次のとおりです。
サンプリング回数 |
GP-3300シリーズ |
GP-3500シリーズ |
2000 |
約6秒 |
約3秒 |
10000 |
約25秒 |
約12秒 |
[表示範囲指定]を[アドレス]指定していて通信エラーが発生したときは、「0」の値で描画されます。
補助線を[アドレス]指定していて通信エラーが発生したときは、補助線は「0」の値で描画されます。
[表示条件]で[ビットONで表示]を選択していて通信エラーが発生ときは、グラフは表示されません。また[ビットOFFで表示]を選択していて通信エラーが発生したときは、グラフは表示されたままとなります。
表示更新時はグラフ表示エリア内が一度クリアカラーで塗りこまれてから再表示されるため、画面がちらつくことがあります。