読み取ったコードデータの格納場所の設定です。
データ表示器
読み取ったコードデータをデータ表示器で設定した[モニタワードアドレス]に格納します。
内部デバイス
読み取ったコードデータを内部デバイスアドレスに格納します。[内部デバイス格納先頭アドレス]を指定し、そこから順番に読み取ったコードデータが格納されます。
内部デバイス格納先頭アドレス
読み取ったコードデータを格納する内部デバイスの先頭アドレスを設定します。
読み取ったデータ数(バイト数)
読み取ったコードデータ数をバイト数で格納します。
ステータス
コードデータを読み取ったときに正常に読み込めなかったり、内部デバイスアドレスに書き込めなかった場合に、エラーコードを格納します。
0000h |
- |
0001h |
正常に読み取りに成功した |
0002h |
コードデータ読み取りエラーです。内部デバイスアドレスに格納しません。 |
0003h |
使用できる内部デバイスアドレスの範囲(ユーザーエリア)を超えた、または[拡張設定]の[指定サイズ]で設定したバイト数を超えたコードデータを受信しました。この場合にも、受信完了ビット(設定が「あり」時)はONになります。範囲を超えた分のコードデータについては、内部デバイスアドレスには書き込みませんのでご注意ください。 |
読み取った2次元コードのコードデータは、表示器で設定されている[文字列データモード]に従って格納されます。
5.4.14 システム設定[接続機器設定]の設定ガイド
拡張設定
受信完了ビットを設定
内部デバイスアドレスにコードデータがすべて書き込めた場合に受信完了ビットをONするかどうかを設定します。
[受信完了ビットを設定]の設定をしていない場合はコードデータを次々読み込むと、コードデータが上書きされてしまいます。
受信完了ビットを設定
受信完了ビットを有効にします。
ビットアドレス
受信完了ビットを設定します。
入力完了時にこのビットをOFFに戻す処理を行ってください。OFFせずに次のコードデータを読み込もうとしても表示器はコードデータを読み込まないのでご注意ください。
バーコード/2次元コードの読み出しタイミングおよび受信完了ビットの動作は次のようになります。
データサイズ
内部デバイスアドレスに格納するコードデータのサイズを設定します。
無制限
読み込みの際に内部デバイスアドレスに格納するコードデータサイズを無制限に設定します。
使用不可のエリアにかかるコードデータを読み込んだ場合は、超えた分のコードデータは書き込みません。
指定サイズ
読み込みの際に内部デバイスアドレスに格納するコードデータサイズを1~9,999で設定します。
[指定サイズ]を超えてコードデータを読み込んだ場合は、超えた分のデータは内部デバイスアドレスに書き込みません。
初期化設定
読み取ったコードデータを上書きする際の処理方法を[無]、[0クリア]、[スペースクリア]から選択します。
例) 「12345678」のコードデータが格納されている状態で「ABCDE」のコードデータが格納された場合、[データサイズ] : 8バイト
前回の表示 : 「12345678」の8バイトのコードデータが格納されています。
今回の表示 : 「ABCDE」の5バイトのコードデータを読み取ります。
[無]の場合
[0クリア](Nullでデータクリア)の場合
スペースクリアの場合
次のイメージ図の網掛け部分(ユーザーエリア)が、使用できる範囲です。
読み取ったコードデータ数が、上記の内部デバイスアドレス箇所の範囲外になった場合でも、網掛けの範囲内までのコードデータについては内部デバイスアドレスに書き込みます。ただしステータスは、「0003h」になります。